こんにちは。岡山市の司法書士の福島です。
司法書士の職業には、多くの伝統と責任が伴っています。その象徴として着用されるバッチには、深い背景と意味があります。今回は、司法書士の「バッチ」について説明をします。
弁護士と同様に司法書士にもバッチが存在します。 バッジのモデルになっているのは五三桐(ゴサンノキリ)です。桐は鳳凰(伝説の鳥)の止まる木として神聖視されていました。司法書士は業務の対象とするものが、土地という国の重要な構成要素を含むため、その神聖さを象徴するものと考えられます。
また、司法書士バッチに「桐」が使われている理由は、司法書士は法務省が所管する国家資格であるため、法務省と同じ「五三の桐」が使われていると考えられます。
このように、司法書士のバッチはただのアイテムではなく、その職業の背景や使命、そして実際の業務における便益をもたらす重要な役割を果たしています。司法書士としての誇りを持ち、その意味を理解して活動することが求められています。
※司法書士バッチは、その業務中に着用の義務がありますが、司法書士の身分を証明するためには、会員証(顔写真付き)を使用します。公証役場との面談時にも、バッチの確認はされませんが、会員証の確認はされます。
※裁判所に入るときに、司法書士バッチがあれば、手荷物検査をされることなく、中へ入ることができます。岡山地方裁判所、簡易裁判所では、手荷物検査がされます。
※他県の裁判所は、手荷物検査なしでも中に入れることもあります。裁判所によって対応が異なるようです。
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