こんにちは。岡山市の司法書士の福島です。
岡山県司法書士会の相談員として、相談会の参加をしてきました。そのときに、空き家問題に関する相談が数件、ありました。
岡山市も高齢化が進む中で、空き家の状態のまま放置をされていて近隣住民の生活環境に悪影響を及ぼしているケースもあります。岡山の街を移動していても、田舎に行けば行くほど空き家の状態になっている建物を目にします。家屋の7~8軒に1軒の割合で空き家であるというデータもあるようです。
国や地方自治体も空き家問題を解決するために、法改正など様々な取り組みを行っています。国土の有効活用という観点からも、この分野で司法書士が果たすべき社会的役割は大きいと感じています。
空き家問題の原因の1つにつは、相続登記が未了の土地・建物が存在していることがあります。相続が発生したら、相続登記の手続きもそのときに行うことで、空き家問題の解決につながります。
また、事後的な対応としては、不在者財産管理の申立てや、令和5年4月1日から施行される所有者不明土地・建物管理制度などがあります。
近隣の住宅が空き家で、管理がされていなくて困っている、相続登記を長年していなくて、対応に困っている、などのケースでは、不動産の専門家である司法書士にお気軽にご相談ください。
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